【#PPAP】ペンパイナッポーアッポーペンから読み取る現代のバズコンテンツの共通項
今巷で話題の「PPAP」あるいは「ペンパイナッポーアッポーペン」をご存知だろうか。
流行感度の高い方(そうでなくても?w)なら既にご存知であるかとは思うが、
国内でTwitter、Instagram、MixChannel等のSNSで中高生を中心に大流行しているバズコンテンツである。
🍎ペンパイナッポーアッポーペン🍍#拡散希望#おもしろいと思ったらRT#りかりこ#らぶりつ#ペンパイナッポーアッポーペン @rika62dance @riko6622 pic.twitter.com/krfPspWjEx
— りかりこ (@exrikariko) 2016年9月17日
そしてその波及はとどまることなく、なんと海外でも大流行。
世界中で「#PPAP」のタグで動画を上げる人が続出しているのである。
10月4日現在、Instagram上で「#PPAP」のタグで約10万件の投稿があり、Twitterではあのジャスティン・ビーバーまで、この動画について言及しています。
My favorite video on the internet 😂😂😂😂😂😂😂😂 https://t.co/oJOqMMyNvw
— Justin Bieber (@justinbieber) 2016年9月27日
そして10月4日には日テレ「ZIP!」にも取り上げられたりと、ウェブ上のみならずマスメディアにも大きく取り上げられるまでに発展しました。
何故「PPAP」がバズったのか?
国内では、ウェブ(特にソーシャルメディア)を通じて様々なバズコンテンツが日々生まれています。
それぞれのバズったコンテンツには(要因が全て同じでないにせよ)何かしらの共通項があると感じています。
今回の記事では、この「PPAP」および最近あった流行りのコンテンツから、どんなものがバズコンテンツになる可能性があるのかを考察してみました。
「PPAP」以外の近年のバズコンテンツ
「PPAP」以外だと、最近ではこんなのが流行ったりしている。
#あっちのくまもこっちのくまも
— 夏美 七海**773N (@773summer) 2016年10月4日
昨日のセリフ間違ってたから
録りなおし#take2 pic.twitter.com/rAWvSCk2W7
後約1時間後、FNSうたの夏まつりに、ラスト出演します!!
— 西内まりや (@Ma_realife) 2016年7月18日
観てくださーーーーーーい!!!
P.s噂のクマさんのマネしてみたよ。 pic.twitter.com/Gxxx0Jfsys
SNOWという顔認証アプリ?というかSNSから流行ったコンテンツの一つで、上記にもあるようにあの西内まりやさんも動画を上げています。
TwitterやInstagramでは、「#あっちのくまもこっちのくまも」でタグ検索を行えば、関連動画がたくさん出てくるので是非見ていただければ!
他には去年あたり、こんなものが流行っていたのは知っているだろうか?
「#mimimi」
「#ぶーしゃかLOOP」
これ以外にも、SNSでバズったコンテンツっていっぱいあった気がします。
SNS時代のバズコンテンツ共通項とは
最近の主立ったバズコンテンツとして上記を紹介してみたが、これらのコンテンツの共通項とは何か。
主観ではあるが、以下に書き出してみた。
・動画コンテンツである
・コミカルである
・真似しやすい
・女の子が多い
・リップシンク?
他にもあるだろうが、ざっとこんな感じのものが挙げられる。
もちろん全部が全部当てはまるワケではなく、別の要因だったりその他には季節に合わせたとトレンドだったり色々な要素が加わるとは思うが、大体は最近のバズコンテンツって上記のどれかに当てはまっているんじゃないかなと。
例えばポッキーのプロモーションの「#シェアハピ」
三代目J Soul Brothersが起用された有名なCMですが、これも一時期かなりのトレンドになっていたかと思います。
そしてこれも、上記のバズコンテンツの共通項である。
・コミカルである
・真似しやすい
・動画コンテンツである
上記に当てはまっている。
(少々強引かもしれないがw)
少し前に流行ったCMに佐々木希と佐藤健のFit'sのCMがあるが、今年は広瀬すずを起用したまたコミカルなダンスを展開していた。
Fit'sは若年層へのマーケティングが上手く、今年(2016年)の上旬にはMixChannelで「Fit'sなかよしダンスコンテンスト」というキャンペーンを展開しており、アプリ上ではかなりの盛り上がりを見せた。
そしてこれも上記の共通項に当てはまるモノが多いと思う。
バズコンテンツを生み出すには
最後に簡単にまとめではあるが、上記でコンテンツがバズる上での要素をピックアップし、今までのコンテンツとそれぞれ参照をしてみたが、僕の文章力のなさは無視するとしておおよそ的外れではないはずだ。
企業(企業でなくても)がプロモーションとしてソーシャルメディアを絡めた「バズるコンテンツ」を発信していきたいのであれば、上記の共通項を意識しても良いかもしれない。