SNSでリア充自慢する人は本当に不幸なのか。
昨年こんな記事が話題になった。
このSNSリア充アピールについては、幾度となく色々な議論が繰り返されてきた。
その中でよく目にするのが
「SNS上でリア充アピールする人は本当はリア充ではない」
という主張である。
言いたいことは分かる。
「本当にリア充ならわざわざそんなこと自慢しない」 と。本当にモテる人は自分がモテるアピールをしないと同じ理論であると。 ただ果たして本当にそうなのか?
僕はこれ「半分本当で半分嘘」だと思っている。
半分嘘と思うことについて
自分の周りを見渡した時に、本当にリア充でSNSをあまり更新しない人もいれば、本当にリア充だけどガンガンSNSを更新する人も全然いる。
実感として「SNSリア充アピール=本当はリア充ではない」という感覚は全くない。SNSでBBQの様子やら飲み会の様子やらをガンガン更新しつつ、本当に楽しんでいる人もちゃんといる。
では何故アピールする人としない人で二極化するのか。
単純に「性格」の違い 単純にそういう性格の違いなのでは?と考えた。もっというと「承認欲求」の強さの違いである。
仮に承認欲求が強くない人をA、強い人をBとする。
Aは、ディズニーランドに遊びに行ったとして、「純粋にディズニーランド自体を楽しむ」だけで欲求が満たされてしまうので、特にSNSにその様子をアップする必要はない。
しかしBは、もちろんディズニーランド自体も楽しみはするが、それとは別で「ディズニーランドに仲間と行ってる自分」を演出し、周りから「楽しそう」と言われることで単純に遊びに行くだけではなく別の欲求(承認欲求)を満たそうとしているのである。
つまりBは単なる「自慢したがり」なのである。
別に自慢したがりな人なんてたくさんいるし、幼稚園にも小学生にもクラスにそんな人はたくさんいた。だが彼らは「本当に満たされていないから自慢する」というわけではなく、本当にただそういう性格なのである。
半分本当と思うことについて
では半分本当というのはどういうことか。 先程のBのような自慢したがる人というのは、何らかのコンプレックスを自分の中で抱えていること可能性がある。
例えば今はコミュニティーカーストの上位におり充実しているが、過去はそう目立った存在ではなく、クラスでも中堅の存在であった人たちだ。(スクールカーストについてのお話はまだ別で記事を書いてみたいが、今回は割愛する。)
「過去に充実していなかった自分を隠すために、過去の穴を埋めるために執拗にアピールしている」といった意味でみれば、半分本当とも言えるかもしれない。
とはいえそもそもSNS自体が(発信する側にとっては)自己の承認欲求を満たすためのツールみたいなものなのだから、そうなるのは至極当然な気がしている。
まあつまり
別にSNSなんて個人の自由な表現の場なので、みんなそれぞれが楽しいならそれでええやん!と個人的にじゃ思うわけです!
というわけで今日も明日も明後日もガンガンSNS更新していきます!!SNSが好きなみなさんSNSを楽しもう!!!わっしょい!!!!